概 要
中部療護センターは、交通事故により脳が損傷され、意識不明となり、一命はとりとめたものの重度後遺障害者となられた方の社会復帰の可能性を追求しながら、適切な治療と看護を行なうことを目的とした、世界でも類を見ない専門の病院です。
PETやMRIといった最新の検査医療機器を備えるとともに、患者さまのわずかな意識の回復の兆しをもとらえて、効果的な治療および看護を行なうため、病室の仕切りを最小限にした病棟ワンフロアシステムを取り入れて集中的な観察ができるようにしています。
また、患者さまの回復に向けての環境作りとして、季節や一日の移り変わりが感じられるように、大きな窓のそばに全てのベッドを配置するとともに、外気浴や散歩などが行えるようにサニーテラスや緑地を設けています。そのほか、四季折々のお花見、七夕、クリスマス等の行事を行うことにより、患者さまの全身を通して、日常生活的な経験ができるようにしています。
看護体制は、同じ看護師が一人の患者様を継続して受け持つプライマリーナーシング方式を導入してきめ細やかな看護を行っております。
所在地 |
〒505-0034 岐阜県美濃加茂市古井町下古井630 |
敷地面積 |
8,080.63m2(2,448.67坪) |
設置・運営 |
独立行政法人 自動車事故対策機構 |
運営受託 |
社会医療法人厚生会 |
病床 |
50床 |
診療科目 |
脳神経外科 |
建物 |
延床面積6,842m2(渡り廊下・車庫を含む)
鉄筋コンクリート造り 地上3建て |