独立行政法人 自動車事故対策機構 中部療護センター

◎交通事故により脳が損傷し重度後遺障害者となられた方の社会復帰の可能性を追求しながら、適切な治療と看護を行なうことを目的とした、世界でも類を見ない専門病院です。

看護部




中部療護センターで提供している看護

看護部では、固定チーム継続受け持ち制をとり、入院から退院まで受け持ち看護師(プライマリーナース)が責任をもって看護をさせていただいております。
病室はオープンフロアーになっており、患者さまが見渡せることで小さな変化も見逃すことなく、きめ細やかな看護が提供できるようになっています。また、日常での変化を大切にし、朝、夕2回の着替えや週3回の入浴をおこなうとともに、季節ごとに行事を開催しています。これらの行事は、ご本人はもちろん、ご家族の皆さまにも参加していただいております。
さらに、入院期間中に、ご家族に介護技術を習得していただくことで、退院後、自信をもって在宅介護に移行していただけるようお手伝いをいたします。
嚥下訓練 座位保持訓練 患者家族相談室
口腔ケア トランポリン治療 ボディソニック治療
   
水浴療法    


看護サイドで提供している脳リハビリ

嗅覚刺激 入浴時のアロマトリートメントや本人の好きな食べ物の香りをかいでいただきます。
視覚刺激 本人の好きだったTV番組や家族・友だちからのビデオレターなどを見ていただきます。
聴覚刺激 本人の好きだったCDをボディソニックやトランポリン時に流し、リラクゼーションを図っています。
味覚刺激 アイス綿棒にいろいろな味をつけ口腔内の刺激をしたり、飴やガムでかむ練習や好きだったお酒の手作りゼリーを食べていただくことから食事の訓練を開始していきます。
体感刺激 トランポリンやバーチャルリアリティ、端座位、ボディボールを使用し身体の感覚刺激を行っていきます。